カウンセラーの間違ったイメージ


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「私が導きましょう」

 

カウンセラーやカウンセリングについて間違ったイメージを紹介します。

あなたも間違った認識を持ってしまっているかも?

 

相談とカウンセリングの違い

カウンセリングを日本語に訳すと「相談」とされることが多いですが、

厳密には違うと私は思います。

 

「相談」と言った場合、クライエントは「教えてもらおう」と思って

カウンセラーの元へ来ます。

「カウンセラーが何かしらの答えを教えてくれるのではないか?」

と期待するのです。

 

しかし、カウンセラーってどんな職業?に書いたとおり、

カウンセラーはあくまでもクライエントの自立を補助する役割です。

聴くことに重きを置いていますから、

答えはクライエント自身が見つけなくてはいけません。

 

「相談だから、カウンセラーが答えを教えてくれるんでしょ?」

こう思ってカウンセリングに来るクライエントは多いです。

認識のズレが判明するとガッカリされる人もいます。

 

助けてやる、という考えは間違い

クライエントは何かしら問題や悩みを持って

カウンセラーの元へ訪れます。

 

そんな弱った姿を見ると、人として助けたくなるのが人情というもの。

でも、「助けてあげる」「導いてあげる」「気付かせる」という姿勢は

カウンセラーとして間違いです。

 

カウンセラーが自分で勝手に見つけた答えを押し付けてはいけません。

導こうとした時点でクライエントの自立を妨げることになります。

 

また、カウンセリング中に

「なんだか引っ張られているな」とクライエントが感じた瞬間、

そのカウンセリングは失敗に限りなく近づきます。

 

ただ答えを教えることはカウンセリングではありません。

 

カウンセラーは1人ですべて解決できない

カウンセラーも人の子。

なんでも解決できるわけじゃありません。

 

クライエントの話を聴き、

自分1人で解決できないときと判断したときは

別のカウンセラーを紹介します。

(「リファー」と言います)

 

他のカウンセラーに頼めば解決できる問題を

自分が1人で抱え込んでしまい

クライエントの自立を止めてしまうのは避けたいですね。

 

ずっと勉強し続けないといけない

カウンセラーの資格を取り、晴れてカウンセラーになっても

勉強は一生続きます。

 

クライエントの数だけ悩みや問題はありますから

できるだけ多く対応するために勉強は不可欠です。

 

カウンセリング化粧品はカウンセリングじゃない

化粧品売り場でカウンセリングの文字を見ますが、

あれはカウンセリングではありません。

 

自分の知識で相手に助言することは

コンサルティングです。

 

カウンセリングとコンサルティングが混合されて使われていますね。

 

ドラマに出てくるカウンセラー

テレビドラマのミステリーに出てくるカウンセラーは

犯人に催眠術をかけて操る真犯人だったりします。

 

が、実際のカウンセラーで催眠術を使える人はごく一部であり、

使えたとしても人を操ることはできません。

また、白衣も着ません。

 

私は黒幕のようなカウンセラーの姿を見ると

「世間にカウンセラーの変なイメージがつかないといいなあ…」と

祈る思いで見ています(笑)

 

多くの人に正しいカウンセラーの姿が知られていないことで

好き勝手な想像をされがちです。

 

カウンセリングの限界

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2012年11月2日

カテゴリー:カウンセラーの基礎知識

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